クラチ マサカズ   KURACHI MASAKAZU
  倉知 正和
   所属   朝日大学  大学 教育職員
   職種   教授
発表年月日 2010/07
発表テーマ Spectroscopic analysis of silver nano-paticles doped dental grazing porcelain
会議名 IADR GENERAL SESSION BARCELONA, SPAIN
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 Uno Mitsunori,Nonogaki Ryugo,Fujieda Tokushi,Kurachi Masakazu,Wakamatsu Nobukazu, Doi yutaka
概要 銀ナノ粒子によるPorcelainの高靱化機構として、銀イオンのイオン交感反応あるいは銀ナノ粒子による亀裂の架橋や屈曲が考えられるが、焼結後の銀の状態も含めて高靱化機構については不明である。そこで本研究は、1000ppmまでの銀ナノ粒子を添加したグレージング材を製作し、ビッカース硬さ、Median 亀裂長さ、破壊靭性、X宣回析パターン、紫外可視光反射スペクトルとIRスペクトルから銀の状態と高靱化機構を検討した。その結果、銀ナノ粒子の添加による  の高靱化機構として、銀イオンのイオン交換反応に伴う圧縮残留応力の寄与だけでなく、ガラス中に分散した銀ナノ粒子とガラス相の熱膨張係数の違いに起因する圧縮残留応力の寄与が考えられた。