オオモリ トシカズ   OOMORI TOSHIKAZU
  大森 俊和
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(全部床義歯学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2008/10
発表テーマ 歯科用陶材のsubcritical crack growth に及ぼす銀ナノ粒子添加の効果
会議名 平成21年度春期 第54回日本歯科理工学会学術講演会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 藤枝督史,宇野光乗,野々垣龍吾,大森俊和,倉知正和,若松宣一,飯島まゆみ,土井 豊
概要 我々は,銀ナノ粒子の添加が金属焼付用陶材の破壊靭性を向上させることを報告した.一方陶材は口腔内のような唾液が存在する環境下では,破壊応力以下の低い応力レベルで亀裂がゆっくりと進展するSubcritical crack growth(SCG)を起こし,疲労破壊を起こすことが知られている.そこで,銀ナノ粒子の添加が陶材のSCG挙動に与える影響をPost-Indentation法を用いて検討したところ,陶材への銀ナノ粒子の添加は, SCG挙動を特性づける疲労パラメータを大きく増加させ,口腔内での疲労破壊を抑制する効果があることが示唆された.