イワホリ マサトシ   IWAHORI MASATOSHI
  岩堀 正俊
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(部分床義歯学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2007/07
発表テーマ 研修開始後6か月を経過した研修歯科医に対するアンケート調査の結果
会議名 第26回日本歯科医学教育学会学術大会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 住友伸一郎,横山貴紀,岡俊男,岩堀正俊俊,松岡正登,大橋静江,長谷川信乃,田辺俊一郎,北後光信,堀田正人,吉田隆一,倉知正和
概要 2006年から歯科医師臨床研修制度が義務化され、朝日大学附属病院においても、単独方式32人、複合方式39人の新規歯科医を迎え入れた。各協力型施設の指導医と個々の研修歯科医にアンケート調査を行った。アンケートは記名式で行い、指導医に対しては勤務状況と研修医の知識、臨床技能、研修態度についての評価を依頼し、研修歯科医に対しては勤務状況、知識、臨床技能および研修態度の自己評価に加え、附属病院での初期研修の有用性についても報告させた。
 アンケート結果では、勤務状況は大変良好で無断欠勤はなく、カルテ記載の不備と臨床技能において指導医の介助がかなり必要との項目が約3割に指摘された以外は、おおむね指導医の評価は良いものであった。研修医の自己評価では、
8割以上の研修医が直接患者に対する診療行為を行っているが、1日の診療患者数は3人までが約半数を占めている。臨床を行う技能の面で指導や介助の必要性をほとんどのものが感じており、約半数
が臨床的知識不足を感じていた。