ヤマモト ヒデヒロ   YAMAMOTO HIDEHIRO
  山本 英弘
   所属   朝日大学  保健医療学部健康スポーツ科学科 スポーツ科学
   職種   教授
発表年月日 1990/09
発表テーマ ゴルフスウィングの基礎的研究
会議名 東海体育学会 第38回大会
主催者 日本体育学会 東海支部
開催地名 静岡県立大学
発表者・共同発表者 山本英弘,鳥海清司,肥田満裕,菅嶋康浩,北川 薫
概要 本研究は、筋電図を用いて、正確なインパクトをなすための筋の緊張と弛緩さらには空間的配列について、ドライバーと5番アイアンでのショットから筋電図学的に検討することを目的とした。被検者は、年齢32~54歳のアマチュアゴルファー6名であった。筋電図は、上肢、肩関節回りおよび下肢の合計13部位から表面電極法により導出した。この結果、右上腕二頭筋と右僧帽筋はインパクト前約80msecからインパクト後約25msecの短時間に大きな放電が認められた。このことは、これらの筋がインパクトに大きく関与していることが示唆される。また、筋放電の消失時点については、右上腕三頭筋、右上腕二頭筋および右僧帽筋においてインパクト時点に集中する傾向にあった。このことは、右上肢におけるインパクト直後の筋のリラクゼーションの必要性を示唆すると考えられる。