ウノ ミツノリ   UNO MITSUNORI
  宇野 光乗
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
発表年月日 2010/07
発表テーマ Spectroscopic analysis of silver nano-paticles doped dental grazing porcelain
会議名 The IADR General Session
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 M.UNO,T.FUJIEDA,R.NONOGAKI,M.KURACHI,N.WAKAMATSU And Y.DOI
概要 我々は前報において,銀ナノ粒子の濃度を500ppmまで増加させた場合でも,ビッカース硬さは添加量の増加に伴って増加し,銀ナノ粒子の添加がPorcelainの焼結を抑制しないことを報告した.また,銀ナノ粒子によるPorcelainの高靭化は,金属イオンのイオン交換反応,あるいは亀裂の架橋や屈曲が期待されているが,焼結体の中に銀ナノ粒子が,どの様な状態で存在しているかは,明らかでない.そこで今回は,ビッカース硬さ,亀裂長さとUV-VIS(紫外可視光)吸収スペクトルを銀ナノ粒子の添加量を変えたグレージング材について測定し,検討した.UV-VIS から銀ナノ粒子添加NSESは,銀イオンと銀ナノ粒子が存在し,添加量の増加によって銀ナノ粒子が多く散在していることが示唆された.