サワダ トシコ
SAWADA TOSHIKO
澤田 季子 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学) 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2014/02/15 |
発表テーマ | 支台歯形態が歯科用CAD/CAMにより製作されたオールセラミッククラウンの適合性に与える影響 |
会議名 | 第178回岐阜歯科学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 伊藤隆祥,石神元,岡俊男,横山貴紀,野々垣龍吾,澤田季子 |
概要 | フィニッシュライン設定位置を歯肉と同高ならびに歯肉縁上に設定して製作したオールセラミッククラウンの適合状態を比較し、より高い適合性を得るための手法について検討を行った。下顎右側第一大臼歯のオールセラミッククラウン用形成模型歯とCEREC3Dを使用した。歯肉と同高でクラウンを製作した場合、頬舌側でクラタンが大きく製作され、縁上で製作した場合は頬舌側でクラウンが小さく製作された。これはマージン自動検出機能を使用せずにマージン入力を行うと実際より広い範囲でマージン位置が設定されているためと考えられるが、臨床でクラウンが大きく製作された場合、その分を研磨代として活用することが可能である。また、クラウンが小さく製作された理由として、光学印象用カメラのカメラレンズの影響や隣在歯との距離による影響も考えられた。CERECにてオールセラミッククラウンを製作する場合、フィニッシユラインを歯肉縁と同高に設定することでややオーバーマージンになることが判明したが、完成後修正を施すことで、より臨床上適正なオールセラミッククラウンが製作できることが示された。 |