サワダ トシコ   SAWADA TOSHIKO
  澤田 季子
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2015/06/21
発表テーマ マウスガード圧接面の観察 -細菌の初期付着による検討-
会議名 第26回日本スポーツ歯科医学会総会・学術大会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 渡遇一弘,安村真一,澤田季子,廣田翔,山本寛明,今津英文,式守道夫,都尾元宣,住友伸一郎
概要 マウスガード圧接面への細菌の初期付着に注目し、材質の違いによる初期段階での汚染について検討した。マウスガードシートとして、キャプチャーシートプロとキャプチャーシートを使用した。また、[6-3H]thymidinにてラベルされ、Streptococcus mutansを用いた。マウスガードシートヘの細菌付着に関する他の報告からも、不衛生な状態での使用は、口腔内のみに限らず全身疾患への影響が懸念されている。近年スポーツ人口の増加に伴い、高齢者や全身疾患を有する者がマウスガードを装着し、スポーツに興じることも考えられる。マウスガードヘの細菌の初期付着を検討した結果、材料間に差は認められないものの、初期の段階から多くの細菌付着が観察されたため、長時間または棟を含むスポーツドリンクを摂取した状態での装着は口腔内環境を悪化させる原因となりうるので、装着前の口腔清掃指導、使用前後のマウスガードの清掃の重要性が示唆された。