サワダ トシコ   SAWADA TOSHIKO
  澤田 季子
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2007/12/09
発表テーマ IH(induction heating)ヒーターの補綴臨床における有用性
会議名 平成19年度(社)日本補綴歯科学会東海支部総会ならびに学術大会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 眞岡知史,渡邊一弘,澤田季子,上松信助,安藤雅康,吉川榮博,苦瓜明彦,都尾元宣
概要 現在、診凍・技工時にはガス式の加熱用バーナーが主流であるが、火災や火傷の危険性がある。それに対し、lHスパチュラウォーマー(以下IH)は裸火を用いず、燃焼排気・排熱がなく使用時のみ通電・側熱できることから検討を行った。IH(東芝ホームテクノ社製)のトッププレートの中心より、縦25mm、横20mmの範囲で尖端を細くした3種類の太さの鉄棒(3.0mm、3.75mm、5.0mm)を近づけて通電開始位置とそこから遠ざけて通電終了位置の2点間を縦は0.5mm間隔、横は1mm間隔で計測した。その結果、IHのトッププレートの中心より、2~3mmの位置が最も電磁誘導加熱範囲が広域であり、円の外周になるにつれ狭まった。このことから、電磁誘導加熱範囲がドーナツ状を示し、スパチュラを熱する際、中心よりも2~3mmの位置で加熱することが最も効率的であることが分かった。