サトウ カズヒコ   SATOH KAZUHIKO
  佐藤 和彦
   所属   朝日大学  歯学部 口腔構造機能発育学講座 口腔解剖学(解剖学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2001/10
発表テーマ ネズミ類の筋突起形状が意味するもの一キヌゲネズミ亜科とハタネズミ亜科の比較から―.自由集会「かたちの学校(7)」
会議名 日本哺乳類学会2001年度大会
単独共同区分 単独
発表者・共同発表者 佐藤和彦
概要 ネズミ科ハタネズミ亜科は祖先型であるキヌゲネズミ亜科と比較して側頭筋前部が筋突起基部にのみ停止する、筋突起先端が前方に位置する、という点で異なる。ハタネズミ類の筋突起は大部分が筋付着面でないにもかかわらず退化しない。これらの特徴の意義が草食適応の観点から説明可能かどうかについて数理モデルにより検証した。その結果、退化しない筋突起、筋突起先端の前方移動は咬合力を増すために有利であることが立証された。