サトウ カズヒコ   SATOH KAZUHIKO
  佐藤 和彦
   所属   朝日大学  歯学部 口腔構造機能発育学講座 口腔解剖学(解剖学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2006/09
発表テーマ 砂漠性齧歯類・カンガルーネズミにおける咬筋内側層眼宿下部の役割~眼球および聴砲の肥大化 が咀嚼メカニズムに及ばす影響~
会議名 日本哺乳類学会2006年度大会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 佐藤和彦,岩久文彦
概要 夜間活動および捕食者回避への適応として顕著に発達した眼球および聴砲をもつ砂漠性齧歯類の多くでは、側頭筋が痕跡的であることが知られている。この筋の退縮によって失われた後方への力を補う機構を明らかにするため、メリアムカンガルーネズミの咀嚼筋走行および重量について調べた。その結果、咬筋内側層が、頬骨弓の付け根が滑車の役日を果たすことによって下顎に後ろ向きの力を加え、側頭筋を補佐することが明らかになった。