サトウ カズヒコ   SATOH KAZUHIKO
  佐藤 和彦
   所属   朝日大学  歯学部 口腔構造機能発育学講座 口腔解剖学(解剖学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2009/11
発表テーマ セスジネズミ属Apodemus 2種における大後頭孔角度と視野への影響
会議名 日本哺乳類学会2009年度大会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 佐藤和彦,小萱康徳,久保金弥,江尻貞一
概要 齧歯類の齧ることへの適応である咬筋起始部の前方拡大は、前下方への視野を妨げるという欠点を生み出した可能性があり、樹上生種では、これを補う何らかの特徴がみられると予想される。この仮説を検証するため、半樹上生のヒメネズミと地上生のアカネズミの頭蓋を比較した。相対脳重量指数が等しい個体間で比較すると、前者では後者に比べて大後頭孔がより腹側に面しており、明瞭な前下方への視野を得られているものと考えられた。