カワノ サトシ   KAWANO SATOSHI
  河野 哲
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
発表年月日 2003/09/19
発表テーマ アパタイトーコラーゲン複合体 2.物理化学的性質
会議名 日本歯科理工学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 秋田康充,河野 哲,竹中祥紘,吉田隆一,土井 豊,関根一郎
概要 コラーゲンゲルを再線維化後、架橋し、βーグリセロリン酸カルシウム溶液に浸漬すると、アパタイトーコラーゲン複合体が作製できる。この複合体は、硬組織を誘導する可能性ができ、骨補填材として臨床応用が進められている。しかしながら、アパタイトの沈着量と浸漬時間の関係、ひいては詳細な作製条件が確立されていないのが現状である。よって今回、外科的歯内療法処置に用いられているアマルガムの代替材料としてアパタイトーコラーゲン複合体を用いることを目的とし、得られた複合体の物理化学的諸性質を検討した。その結果、再線維化コラーゲンをβーグリセロリン酸カルシウム溶液中に浸漬すると、その時間が長くなるほど、無機析出相の量が増大し、アパタイトになることがわかった。