カワノ サトシ   KAWANO SATOSHI
  河野 哲
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
発表年月日 2004/11/18
発表テーマ アパタイトーコラーゲン複合体 2.外科的歯内療法への応用
会議名 日本歯科保存学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 秋田康充,竹中祥紘,河野 哲,吉田隆一,土井 豊,関根一郎
概要 前回の報告で、再線維化コラーゲンをβーグリセロリン酸カルシウム溶液中に浸漬すると、その時間が長くなるほど、無機析出相の量が増大し、アパタイトになることがわかった。このアパタイトーコラーゲン複合体は、弾力性を有し、硬組織様人工代用物になり得る可能性から、実験的に根尖病巣を発症させたイヌに填入した結果、エックス線レントゲン写真観察および、マイクロCT観察より、骨梁の形成が認められた。また、病理組織所見より、骨芽細胞より骨を形成している所見が伺えた。この結果より、アパタイトーコラーゲン複合体の填入が有効であったと示唆される。