カワキ ハルミ   KAWAKI HARUMI
  川木 晴美
   所属   朝日大学  歯学部 口腔構造機能発育学講座 口腔生化学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
発表年月日 2016/11/25
発表テーマ 口腔扁平上皮癌の原発巣と転移巣における骨髄由来免疫抑
会議名 第61回日本口腔外科学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 鷲見成紀,高山英次,伊藤宏衣,神谷真子,川木晴美,近藤信夫,住友伸一郎
概要 マウスロ腔扁平上皮癌細胞(OSCC)株Sq1979を同系統マウスに移植し宿主免疫系への影響を検討するため、口腔癌の原発巣とリンパ節転移巣における腫瘍免疫反応の違いをMDSCsの観点から検討した結果、リンパ節転移巣由来癌細胞株L5-11移植27日後の脾臓内MDSCsと腫吻内MDSCsは原発巣モデルと比較して総細胞数に封する割合は変化していなかったが,MDSCs自体の細胞数は有意に増加していた。以上のことから,リンパ節転移能の高いL5-11移植マウスにおいては,Sq1979移植マウスに比べMDSCsが活性化することで腫瘍免疫が抑制されていることが示唆された。