ゴトウ タカシ   GOTO TAKASHI
  後藤 隆志
   所属   朝日大学  歯学部 口腔病態医療学講座 歯科麻酔学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
発表年月日 2023/10/07
発表テーマ レミマゾラムを用いた静脈内鎮静法の鎮静深度および安全性に関する探索的臨床研究:持続投与漸増試験(第Ⅰ相試験)
会議名 第51回 日本歯科麻酔学会
主催者 日本歯科麻酔学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 長崎市
開催期間 2023/10/06~2023/10/08
発表者・共同発表者 後藤隆志, 小鹿恭太郎, 林真太郎, 吉田香織, 津谷瑠理, 一戸達也, 櫻井 学
概要 レミマゾラムを各種用量で持続静脈内投与したときの鎮静深度および安全性を評価し, 歯科鎮静におけるレミマゾラムの至適投与量を探索することを目的として本研究を行った. 健康成人男性24名(各群6名)を対象として, レミマゾラムを0.2(C1群), 0.4(C2群), 0.6(C3群), 0.8(C4群) mg/kg/hの用量で120分間静脈内投与を行い, MOAA/Sスコア等を評価した. 各群の定常状態におけるMOAA/Sスコアは, C1群:2−3, C2群:1−3, C3群:1, C4群:0.5−1であった. レミマゾラムの投与量が増加するにつれて上気道閉塞の発症率が増加したが, 全ての症例において呼名や下顎挙上法のみで対応可能であった. 以上より, 歯科鎮静におけるレミマゾラムの至適投与量は0.2−0.4 mg/kg/hであるとことが示唆された.