タナカ マサシ   TANAKA MASASHI
  田中 雅士
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
発表年月日 2013/08/31
発表テーマ 象牙質・幹細胞複合体の骨再生への応用
会議名 第11回日本再生歯科医学会学術大会・総会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 田中雅士, 川木晴美, 小栗健策, 森 春菜, 神谷真子, 吉田隆一, 近藤信夫
概要 象牙質・幹細胞複合体を作成して骨補填材として応用することを目的としヒト歯髄由来幹細胞(hDPSC)と象牙質からなる凝集塊の作成、形状観察、細胞数、アルカリホスファターゼ(ALP)活性について既存の骨補填材である水酸化アパタイト(HA)やβ-リン酸三カルシウム(β-TCP)を比較対象に検討した。まず細胞塊作成条件を検討し播種後3~5日で凝集し始める密度を検討し、細胞塊が形成されることが確認した。さらに、SEM観察にて象牙質細胞塊では多数の細胞が顆粒を被包しているのを観察した。さらに細胞塊中の細胞数を比較すると、象牙質顆粒の細胞塊では他の材料と比較して細胞増殖が顕著であった。そして、hDPSCは今回用いた全ての材料とともに細胞塊を形成し、骨補填材への応用の可能性が示唆された。