ショウジ ナオト   SHOJI NAOTO
  庄司 直人
   所属   朝日大学  保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学
   職種   教授
発表年月日 2015/06
発表テーマ 行動センサ技術を用いた電子バッジによる社会的シグナルに関する研究-看護組織におけるコミュニケーション経路の視点から-
会議名 第50回人類働態学会全国大会
単独共同区分 共同
開催地名 大阪市立大学
発表者・共同発表者 水野基樹、山田泰行、芳地泰幸、本多里也子、高橋季子、庄司直人、曾田秀子、岡田綾、水野有希
概要 行動センサ技術を用い単科(精神科)大学病院の一病棟を対象に所属する看護師のコミュニケーション経路とキーパーソンの特定及び、その手法の確立を目的としてコミュニケーションの実態に関する調査が実施された。その結果、対象病棟所属看護師の業務時間中のコミュニケーション量が数値化され、そのデータをもとに病棟内のコミュニケーション経路が可視化された。加えて、病棟内コミュニケーションにおける4人のキーパーソンが特定された。キーパーソンを特定する手法として一日あたり180分以上のコミュニケーションを行う看護師のコミュニケーション経路を解析することが有益であるとの知見が得られた。また、キーパーソンには、管理職に加え男性看護師が付帯含まれていた。その結果は、対象病棟の特性を反映していることが考えられた。本研究では、これまでコミュニケーションを客観的に評価することが困難であったが、それを実現する可能性を示した。