ショウジ ナオト   SHOJI NAOTO
  庄司 直人
   所属   朝日大学  保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学
   職種   教授
発表年月日 2015/12
発表テーマ チームビルディングを目的としたグループワークがスポーツに及ぼす効果―マシュマロ・チャレンジに着目して―
会議名 人類働態学会 第44回東日本地方会
単独共同区分 共同
開催地名 横浜YMCA専門学校
発表者・共同発表者 高野修、庄司直人、水野基樹
概要 マシュマロ・チャレンジ(MC:チームビルディングのツール)がスポーツチームにポジティブな影響を及ぼすかどうかを検証するため、チームスポーツで重要な要素となるコミュニケーションとパスの関連に着目し、MCがスポーツに有益なグループワークとなるか検討することを目的とした。
東京都の高等専門学校の男子学生24名を対象とし、実験群12名(2チーム)と統制群12名(2チーム)に分け、バスケットボールを行った。そして、MC後のコミュニケーション(ゲーム中の発話数)とパス(総本数、成功数、失敗数)をビデオ映像をもとに事前事後比較した。
その結果、実験群と統制群の間で、ゲーム中の発話数に有意差が見られた。
本研究から、マシュマロ・チャレンジがコミュニケーションを促す可能性が示唆された。また、コミュニケーションの増加が即時的なパフォーマンスの向上に結びつくことは期待しにくいことが示された。