オオノ ミチヤ   OHNO MICHIYA
  大野 道也
   所属   朝日大学  歯学部 総合医科学講座 内科学(朝日大学病院)
   職種   教授
発表年月日 2023/06/11
発表テーマ 透析患者の平均長軸方向ストレイン(GLS)解析による左室収縮機能評価の試み
会議名 第66回日本腎臓学会学術総会
主催者 日本腎臓学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 横浜
開催期間 2023/06/09~2023/06/11
発表者・共同発表者 大野道也、西山壮、松﨑拓朗、春原啓介、大城夢乃、安田宜成、山本順一郎、大橋宏重
概要 【目的】今回、レトロスペクティブに維持血液透析患者(HD群)を、健常者(controll; C群)、高血圧性左室肥大患者(HLVH群)とGLS、LVEFなどを比較検討した。【結果】LVEFはHD群 C群、HHD群それぞれ63.8±3.0%、64.0±2.7%、64.3±3.2%で有意差はなかった。一方、GLSはHD群 C群、HLVH群それぞれ-15.8±1.4%、-19.3±1.1%、-17.0±1.4%で有意差をもってHD群が低下していた。LVMIはHD群 C群、HLVH群それぞれ129±29%、100±16%、135±25%でN群に比較してHD群、HLVH群ともに有意差をもって肥大していた。【結語】維持HD患者はLVEFが正常範囲であっても、GLSが低下していた。GLSによる早期心機能検出は患者管理に有効であることが示唆された。