ヤスオ　トシアキ   YASUO TOSHIAKI   安尾　敏明    所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学    朝日大学  大学院 歯学研究科    職種   講師
発表年月日	2023/09/12
発表テーマ	Osteogenic disorder Shionogi (ODS)/shi Jcl-od/odラットのフレーバーに対する嗜好性
会議名	日本味と匂い学会第57回大会
学会区分	全国学会
発表形式	ポスター
単独共同区分	共同
開催地名	東京
開催期間	2023/09/11～2023/09/13
発表者・共同発表者	安尾敏明、高橋慎平、岩田周介、諏訪部武、硲哲崇
概要	ビタミンC（VC）合成能を持たないosteogenic disorder Shionogi /shi Jcl-od/odラットがVC水溶液を無条件刺激（US）としたフレーバー嗜好学習を獲得できるかどうかを明らかにするために、以下の3つの行動学的実験を行った。学習期間には、チェリーの香りを条件刺激（CS）として用い、チェリーの香りづけをしたVC水溶液（CS+VC）またはグレープの香りづけをした水（CS-W）を呈示した。48時間フレーバー溶液2瓶選択試験1（試験1）では、チェリーの香りづけをした水（CS+W）とCS-Wを2瓶で呈示した。48時間フレーバー溶液2瓶選択試験2（試験2）では、CS+VCとCS-Wを2瓶で呈示した。実験１では、学習期間後に、実験2では、学習期間前にラットにVC非含有餌と蒸留水を与え、VC欠乏状態に移行させて試験1を実施した。実験3では、学習期間後にラットを2群に分け、VC欠乏群にはVC非含有餌と蒸留水を、充足群にはVC含有餌と蒸留水を2週間与え、試験1を行った後、試験2を行い、再び試験1を行なった。3つの実験のCS+W摂取率（CS+W摂取量／総摂取量×100）の解析結果から、VC欠乏ラットは、フレーバー嗜好学習を獲得せずに、VC水溶液を選択摂取していた可能性が示唆された。