カワイ リョウスケ   KAWAI RYOSUKE
  河合 良亮
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学)
   職種   助教
発表年月日 2018/06/16
発表テーマ S-PRG配合前装冠用レジンの物性と抗プラーク性
会議名 日本補綴歯科学会第127回学術大会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 森昭徳,澤田季子,河合良亮,牛丸忠大,脇知邦,本田歩,野々垣龍吾,宇野光乗,岡俊男,倉知正和,石神元
概要 前装冠前装部レジンにS-PRGフィラーを添加し、物性と抗プラーク性への影響について検討した。試料は硬貨レジン(ソリデックス、松風)を使用した.S-PRGフィラーの含有量を元にHR0,HR3,HR9,HR19,HR28とした。ビッカース硬さ試験では、HR28とした。ビッカース硬さ試験では、HR28においてわずかな硬度の低下が認められたが、すべての供試材料がISOの基準値を満たしていた。曲げ強さ試験では、S-PRGフィラーの含有量に関係なく、すべての供試材料がISOの基準値を満たしていた。抗プラーク性試験は、S-PRGフィラー含有量が増加するほどプラークの付着が抑制された。以上より、臨床応用する際にはS-PRGフィラー含有量を9~18.8wt%(HR9~HR19)の間に調整することで、既存の前装冠用レジンと物性は交わらず抗微生物付着性を得ることができると示唆された。