ウエダ ユミコ   UEDA YUMIKO
  上田 ゆみ子
   所属   朝日大学  保健医療学部看護学科 基礎看護学
   職種   准教授
発表年月日 2014/11
発表テーマ 臨床看護師のフィジカルアセスメントに必要な形態・機能の知識と実践~腹部・口腔~
会議名 日本看護技術学会 第13回学術集会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 京都市
発表者・共同発表者 篠崎惠美子、上田ゆみ子、栗田愛、中山和弘、酒井一由、佐藤好恵 、藤井徹也
概要 臨床看護師の腹部・口腔についてのフィジカルアセスメントに必要な形態・機能知識と実践の実態を明らかにする目的で、総合病院に勤務する看護師を対象に質問紙調査を行った。腹部の形態・機能の知識は、「腹部体表面区分」「腹部の臓器の位置」に関して乏しく、「後腹膜臓器」は獲得できていた。口腔の知識は、「唾液腺を支配する神経」が乏しく、「大唾液腺の構造」、「歯の本数」は獲得できていた。腹部のフィジカルアセスメントの実践で「肝臓」「マックバーネ圧痛点・ランツの点」の触診、「肝臓」の打診、「腹部大動脈の血管雑音、「振水音」の聴診は実施可能であった。口腔では、「口蓋垂の動き」、「舌の乳頭突起や正中溝や舌深静脈」の視診、「顎関節の可動性」、「舌」の触診は実施可能であった。フィジカルアセスメントの学びの有無と各知識と実践の各項目間の関連性は認められなかった。腹部、口腔のフィジカルアセスメントの日常活用頻度と必要な知識や実践に関連を認めなかったことより、知識と実践が結びついていないことが推測された。