ウエダ ユミコ   UEDA YUMIKO
  上田 ゆみ子
   所属   朝日大学  保健医療学部看護学科 基礎看護学
   職種   准教授
発表年月日 2014/11
発表テーマ 臨床看護師のフィジカルアセスメントに必要な形態・機能の知識と実践~脳・神経~
会議名 日本看護技術学会 第13回学術集会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 京都市
発表者・共同発表者 藤井徹也 、上田ゆみ子、栗田愛、中山和弘、酒井一由、佐藤好恵 、篠崎惠美子
概要 臨床看護師の脳・神経についてのフィジカルアセスメントに必要な形態・機能知識と実践の実態と課題を明らかにする目的で、総合病院に勤務する看護師を対象に質問紙調査を行った。形態・機能の知識は、「皮膚分節」「錘体路と錘体路症状」「錐体外路と錐体外路症状」に関して乏しかった。実践では、「脳神経の検査」の「第8脳神経の検査」、「第9・10脳神経の検査」、「第11脳神経の検査」、「トレムナー反射」は実践困難であり、「意識レベルの観察」は実践可能であった。フィジカルアセスメントの活用頻度と必要な形態・機能の知識では、「脳の形態」、「脊髄の形態」などで関連性を認め、活用している者の方が知識を要している傾向にあった。しかし、「脳神経の名称」「脊髄神経の名称」「皮膚分節」については関連性を認めなかった。今回の調査により、「脳神経」に関連する実践内容および「皮膚分節」に関しては、知識も不十分であるため学ぶ必要があることが示唆された。