オオノ ミチヤ
OHNO MICHIYA
大野 道也 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 内科学(朝日大学病院) 職種 教授 |
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期間 | 2010/10 |
活動形態 | 社会貢献活動 |
タイトル | Cardio-renal anemia(CRA)症候群について~貧血治療の重要性~ |
種別 | 新聞・雑誌 |
イベント・番組・新聞雑誌名 | 村上記念病院 地域連携新聞No37 |
概要 | Cardio-renal anemia(CRA)症候群とは、腎不全、貧血、心臓病(心不全)がお互いに悪影響を形成するという概念であり、2003年にイスラエルのSilvergらが自らの臨床経験や、多くのエビデンスを基に提唱した臨床概念である。 慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease: CKD)は、将来の透析の危険性のみならず、心・血管病(CVD)の独立した危険因子であることが認識された。その心腎相関において貧血が大きな役割を果たしていることが遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(rHuEPO)製剤の効果によって証明され、CRA症候群も一躍注目を集めることとなった。 CRA症候群におけるrHuEPO製剤による貧血治療の介入は比較的容易なため、心腎相関における腎性貧血管理の意義について紹介し、腎性貧血治療の地域連携を訴えた。 |