ムラカミ ヨシキ   MURAKAMI YOSHIKI
  村上 善基
   所属   朝日大学  歯学部 総合医科学講座 内科学(朝日大学病院)
   職種   教授
期間 2025/01~2025/01
活動形態 メディア報道
タイトル 肝線維化を制御する経口投与可能な核酸医薬品の開発 ~ 飲み薬で肝硬変を改善する方法を目指して 〜
種別 インターネット
主催者・発行元 朝日大学病院、東京医科大学
場所・掲載箇所 https://www.hosp.asahi-u.ac.jp/news/20250120/
執筆者 本人
概要 肝線維化に対する標準治療は、原疾患の治療により炎症を改善させ、肝線維化の進行を防ぐ対症的な治療方法です。現在のところ肝線維化を直接の標的とした治療方法はありません。

マイクロRNA (miR-29a-3p)の補充が肝線維化の回復促進効果があることは確認されていましたが、核酸を生体に投与する場合には核酸の遺伝子導入方法に工夫が必要です。

miR-29a-3pを安定的に生体に投与するため、核酸を修飾した「修飾核酸」は遺伝子導入に必要なキャリアー物質を用いず、マウスの実験モデルに経口投与で肝線維化改善効果を示しました。