ショウジ ナオト
SHOJI NAOTO
庄司 直人 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学 職種 教授 |
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発表年月日 | 2020/05/30 |
発表テーマ | 人間工学への論文掲載を通じた応用可能性のある知見の発信とリサーチ・イシューの提案 |
会議名 | 日本人間工学会東海支部特別講演会 COVID-19の危機に対して人間工学ができること |
主催者 | 日本人間工学会東海支部 |
開催地名 | Webinar |
開催期間 | 2020/05/30~2020/05/30 |
会議区分 | 国内会議 |
講演区分 | パネリスト |
単独共同区分 | 単独 |
発表者・共同発表者 | 庄司直人 |
概要 | COVID-19への対応が手探りで行われる状況で、研究者にどのようなことができるか、多様な専門家がそれぞれの専門性を活かし何らかの貢献をすることが可能であることを示した。事例として、COVID-19への対応に役立つ可能性のある、災害下におけるリスクコミュニケーションの知見を活用すべく発出した「人間工学ナッジを事例としたCOVID-19による社会不安軽減に向けたリサーチイシューの提案」について、どのような意図で、何を目的として執筆し学術論文として投稿したかについて講演し、各専門家の知恵を未曾有の危機に役立てるよう呼びかけた。これまでの研究成果のうち、不確実性の高い状況下にあった、東日本大震災時の福島におけるリスクコミュニケーションに関するデータ、地下鉄サリン事件における病院内での対応に関するリスクコミュニケーションのデータなど、CBRNE災害対応時の質的データ分析を行い、リスクコミュニケーション上の重要な要素を示した。加えて、ナッジ理論を応用し不安を煽るようなリスクコミュニケーションを行うのではなく、効果的なリスク低減行動を誘発するコミュニケーションの原則を提案した事例を紹介した。 |