ホッタ マサト   HOTTA MASATO
  堀田 正人
   所属   朝日大学  大学 教育職員
   職種   教授
発表年月日 2021/10/30
発表テーマ CAD/CAM(ハイブリッドレジン・ジルコニア)冠の接着のポイント ―前処理と接着性レジンセメントの接着性能―
会議名 日本口腔インプラント学会認定講習会
主催者 中部インプラントアカデミー
会議区分 地方会議
講演区分 講師
単独共同区分 単独
招待講演 招待講演
発表者・共同発表者 堀田正人
概要 修復物に「白い歯」が求められるようになった。また、金属価格の高騰や金属アレルギーもあることから脱金属が加速している。さらに、ラボサイドで使用する場合に切削加工(ミリング)が加わったことで、ハイブリッドレジン(コンポジットレジン)、強化型ガラスセラミック(二ケイ酸リチウム)、ジルコニアなどの今までCAD/CAM冠の使用が困難であった材料が使用できるようになった。特にハイブリッドレジンCAD/CAM冠は上下顎の前歯・小臼歯部、上下顎両側第二大臼歯が残存し、左右の咬合支持がある患者では上下顎第一大臼歯も保険適用となった。本講演ではハイブリッドレジン・ジルコニアのCAD/CAM冠についてその理工学的性質や支台歯形成における留意すべき点を考える。また、これらのCAD/CAM冠を接着性レジンセメントを用いて支台歯に強固に接着させるためにはCAD/CAM冠内面と支台歯の被着面を接着に適した表面に改質することが必要であり、その理由についても詳細に解説したい。